自然・環境・生物
- 気象予報士 気象予報士は、気象庁から提供される様々な気象データを、総合的に判断して気象予報を行うことが出来る気象のスペシャリストです。予報業務などの公共的側面を合わせ持つ以外に、商品の売上動向にも予測結果はかかせないので、様々なビジネス活動とも深い関わりがあります。
- 環境社会検定試験(eco検定)® eco検定® は、複雑化・多様化する環境問題の知識を習得するためにできた試験です。社会人の受験が全体の約8割を占めており、環境に関する総合的な基礎知識を習得できる環境教育の入門として、幅広い業種・職種の方が取得しています。体系的に勉強できるので、環境に関する知識を身に付けたい人におすすめです。
- 一般計量士 一般計量士は、秤やメーター、温度計など計量器機の検査・管理を行うための国家資格です。主な業務は工場・百貨店・スーパーなどで使われる計量器が、正しく動いているか管理することで、適正計量管理事業者や各種事業所、定期検査に代わる検査等で活躍しています。
- 環境計量士 環境計量士は、工場排水の濃度や事業所から出る騒音や振動の分析・計量を行います。環境汚染物質が発生する工場や事業所には、汚染物質の測定と記録が義務づけられており、工場や環境関連部門、環境計量証明事業の委託を行う環境アセスメント会社などで活躍できます。
- 日本農業検定 日本農業検定は、農業についての理解を促進するためにつくられた検定試験で、栽培・農業全般・環境・食の4分野についての基礎的な知識が問われます。小学生から一般まで広範囲の方を対象としており、農業に関心のある方はもちろん、仕事や趣味で農業の基礎的な知識を必要とする方におススメの検定です。
- 環境法令検定 環境法令検定は、環境法令を学習するきっかけを作り、それに関する力量をもつ人材の育成を目的としています。環境法令の遵守に取り組む企業の従業員や、環境法令に興味をもっている方は、検定試験を通じて実力を知り、順守を確実にする機会となるでしょう。
- 生物分類技能検定 生物分類技能検定は、生物に関する正しい分類の知識向上や、様々な調査、保全を担う人材の育成を目的に実施されている検定試験です。出題範囲は幅広く、動物・植物に対する様々な知識が問われます。生物分類技能検定1級、2級の登録者は、環境省の「一般競争(指名競争)参加資格申請」の有資格者としても認められています。
- 日本農業技術検定 日本農業技術検定は、学校で農業を学んでいる学生や新しく農業を始めたい人、後継者として農家を継ぎたい人向けの検定です。農業についての知識・技能の水準を客観的に測り、教育研修の効果を高める事を目的としています。これから農業を始めようと考えている方は、腕試しに受験を検討するとよいでしょう。
- ビオトープ管理士 ビオトープとは地球上の野生の生きものたちが生息、育成する空間を意味しており、ビオトープ管理士は自然生態系の保護に関する知識や技能の所有を証明する資格です。有資格者は一般の会社等で環境に関する仕事をしている人が多く、他のスキルと併用することで、より活躍の場は広がるでしょう。
- 臭気判定士 臭気判定士は、悪臭防止法という法律に基づく国家資格で、工場から発生したガス・排水・排煙などの臭気を測定・分析するにおいの専門家です。パネル選定や試料の採取、試験の実施、結果のまとめなど全てを統括するので、高度な専門知識を要します。悪臭の測定以外にも、においが関わる様々な領域での活躍が期待されます。
- 樹木医 樹木医は、樹木の科学的な診断や治療、後継樹の育成および樹木保護を行うことができる専門家で、「樹木の医師」ともいえる存在です。樹木医の資格を持つ人は、造園業や大学の研究所、農林業関係の公益法人、植栽管理業などさまざまな方面で活躍しています。
- 造園施工管理技士 造園施工管理技士は、造園工事における主任技術者や、管理技術者育成のために設置された国家資格です。造園の立案から計画図の製作、施工、品質および安全の管理等の一連の管理監督を一手に引き受けるため、公園や庭園、緑化工事などの造園工事の際に活躍できるでしょう。
- 省エネ・脱炭素エキスパート検定 家庭分野では家庭の省エネ普及に関する知識や実践⽅法を習得したい方を対象に、ビル分野では事務所ビル、商業施設、教育施設、医療・福祉施設など業務⽤施設の省エネに携わる方を対象に、省エネやカーボンニュートラルの基礎などについて総合的な知識を認定します。
- 公害防止管理者 公害防止管理者は、水質汚染や騒音、振動、ばい煙などの公害を発生させる恐れのある要因を未然に防止するために、測定・検査などの業務を管理する専門家です。有害物質の発生が懸念される特定工場では、有資格者を置くことが義務づけられているので、工場技術者のキャリアアップに有利な資格として人気があります。取得までの方法として、国家試験の合格と資格認定講習の受講の2通りがあります。
- 東京都公害防止管理者 東京都公害防止管理者は、公害を発生させないように施設の管理・監督をするとともに、行政及び地域住民の窓口業務を主な職務としています。公害発生の可能性が特に高いと考えられる工場では、環境確保条例によって選任・設置を義務づけられています。